能登のキリコ祭り

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能登町
NOTO TOWN

松波人形キリコ祭り
まつなみにんぎょうきりこまつり

趣向をこらした人形を載せ  
威勢よくキリコが練り歩く

人形のできばえを競い合う

 能登半島の内海に面した能登町松波地区で行われる夏祭りのキリコは風変わりで、各町が担ぎ出すキリコの前面に手づくりの人形が飾られています。人形は、歴史上の人物や桃太郎の鬼退治など昔話の一場面、その年に話題になったものなど、テーマはさまざま。各町は毎年3週間ほどかけて、新しい人形を製作。趣向をこらした人形はどれも見応え十分です。
 祭りは昼頃、キリコが松波神社に集合するところから始まります。神事を終えると、神輿を先頭に9基のキリコと「子どもキリコ」5基が列をなして町内を巡行。その後、午後2時から各町の人形のできばえを競う「人形審査」が始まります。全部の人形を間近に見るなら、この時がおすすめです。

昼とは異なる趣、夜の人形キリコ

 お囃子にも注目です。松波では太鼓と鉦、笛に合わせて練り歩きます。太鼓は速度に合わせ、「並足」「速足」「三番叟」「休み」で打ち方が異なり、掛け声も変わります。町ごとに違いがあり、聞きくらべるのも一興です。
 夜10時、明かりが灯されたキリコは町の中心部の交差点に集合。お囃子のリズムに煽られ、1基ずつ勇壮に乱舞。熱狂の中、ライトアップされた人形は陰影を濃くし、昼間とは違った表情を見せます。やがて、全町の舞が終わると、三本締めで手打ちをし、祭りを締めくくります。

ココがみどころ【感動ポイント】

●人形を飾った総漆塗り金箔張りの豪華なキリコ
●各町が工夫をこらし、できばえを競う「人形審査」
●巡行の速度で変わる太鼓の打ち方を聞きくらべ

開催日/7月第4土曜日
場所/能登町松波地区
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問い合わせ/能登町 ふるさと振興課
☎0768-62-8526

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