能登のキリコ祭り

日本語

English

繁体中文

輪島市
WAJIMA CITY

曽々木大祭
そそぎたいさい

「窓岩」を背景に花火と松明、
キリコと勇壮な太鼓が競演

地域の発展を願う祭り

 輪島市の曽々木海岸は、「窓岩」をはじめ奇岩が連なる景勝地。「あいの風」に乗って神様が漂着したという「寄り神伝承」が残るこの地では、毎年8月に、春日神社の例祭「曽々木大祭」が執り行われます。
 初日の宵祭り。午後9時ごろ、総輪島塗のものや白木造りのものなど大小5基のキリコが神社に勢揃いします。神事が終わると、キリコ最上部のぼんぼりに神殿のろうそくから火をいただき、いよいよ出発。神輿をキリコが囲みながら町内を練り歩きます。キリコにともされた和ろうそくの明かりがゆらめき、幻想的な光景が広がります。
 「窓岩ポケットパーク」に着くと、エネルギーは一気に爆発。柱松明が燃え盛り、花火が打ち上げられる中、「御陣乗(ごじんじょ)太鼓」や地元に伝わる「八世太鼓」が力強く打ち鳴らされ、キリコは勇壮に乱舞。光と炎、音とキリコの競演に一帯は興奮のるつぼと化します。

神輿が立ち寄り慶事をことほぐ

 2日目の本祭りでは、神輿が集落を渡御します。その年に新築や開業など特別な慶事があった家には、神輿が立ち寄り祝詞(のりと)を奏上する風習があり、その家からはお神酒(みき)が献じられ、担ぎ手には冷たい飲み物などがふるまわれます。昔ながらに人々の生活と祈りが密接に関わっているのも、能登ならではの魅力です。

ココがみどころ【感動ポイント】

●松明行事とキリコ乱舞、打ち上げ花火を同時に観賞
●ろうそくの火がともる幻想的なキリコ巡行
●御陣乗太鼓と八世太鼓の勇壮な演舞が競演

開催日/8月17日・18日
場所/輪島市町野町曽々木海岸
Google Map
問い合わせ/輪島市 観光課
☎0768-23-1146

PAGE TOP